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自社所有の新築マンションを社宅として社員に提供し、マンションの一室にオフィス機能(以下「テレワークルーム」と呼ぶ)を持たせて在宅での勤務を許可し、テレワークルームより日常業務を行っている。ネットワーク構築やPC・周辺機器・CCDカメラなどの設備を用意するほか、家具・什器等は一定の予算を与えたのち自由に社員に選ばせた。
開 始 時 期 |
2008年4月から
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場 所 |
千葉県
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対 象 部 門 |
技術系男性社員1名
事務系女性社員1名 |
内 容 |
社宅の一室を予めテレワークルームとし、会社内での日常業務をテレワークルームでも実施。
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テレワーク導入の狙い |
■会社側
就業意欲の向上
優秀な人材の確保
テレワーカーの家族の採用
生産性・効率性の向上
通勤に伴う交通費の削減
ゆとりあるオフィスの確保 |
■社員側
住居に対する不安の解消
通勤エネルギー・通勤ストレスの軽減
生活のゆとり向上
生産性・効率性の向上
家族とのコミュニケーション時間の確保
家族の仕事先(テレワークとして) の紹介
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社宅選びのポイントとメリット
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POINT |
立地条件や周辺の環境が良いこと。 |
24時間警備などセキュリティがしっかりしていること。 |
健康面も配慮し、敷地内に気分転換できるような施設・空間があること。 |
一室を予めテレワークルームとしても差し支えなく、且つ、将来家族が増えた
場合でも対応できる間取りであること。
(3LDK・4LDK) |
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→ 選ぶ側が「住みたい」と思える環境が重要!
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メリット |
オフィス拡張に掛かる経費を、社宅費として充当することができる。 |
将来的に、物件を資産として残すこともできる。 |
独自で購入する場合より、グレードの高い物件に住める。 |
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→社員・会社双方にメリットがある仕組み
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テレワーカーの感想
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・テレワークルームを自分の基地のように感じ、楽しく仕事ができるように なった。
・発想が豊かになり、より多くのビジネスアイディアを提案できるようになった。
・両親や友人を社宅に招いたら、素敵な住まいでみんな驚いてくれた。
・敷地内のフィットネス施設や公園で気分転換でき、ストレス発散に役立った。 |
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・通勤の必要がほとんど無いので、通勤ストレスが激減した。
・セキュリティがしっかりしているので、毎日の仕事や生活が安心。
・平日の日中でも用事を済ませられるので、非常に便利。
・眺望がとても良いので、リラックスして気分良く仕事ができる。
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第10回テレワーク推進賞入賞企業(敬称略) |
【会長賞】 |
アクセンチュア株式会社 |
【優秀賞】 |
株式会社SiM24
株式会社シグマクシス
株式会社クエスト・コンピュータ
株式会社富士通ワイエフシー
KDDI株式会社 |
【奨励賞】 |
株式会社ベネッセコーポレーション
東急リバブル株式会社
コクヨKハート株式会社
ノバルティス ファーマ株式会社
新日石インフォテクノ株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
株式会社ローソン
昭和シェル石油株式会社
コニカミノルタホールディングス株式会社
社会福祉法人大阪障害者自立支援協会
アルプスシステムインテグレーション株式会社 |
【テレワーク学会特別賞】 |
小島 敏宏 氏(和歌山大学 名誉教授 日本テレワーク学会 顧問) |
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